FSW
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固定ショルダー式摩擦攪拌接合を採用
株式会社協立機工では、FSW(摩擦攪拌接合)を得意としております。当社で採用している「固定ショルダー式摩擦攪拌接合(Stationary Shoulder Friction Stir Welding)」は、材料を溶かして接合する従来の溶接とは異なり、摩擦と攪拌で軟化させた材料の接合を行うもので、母材以外の素材を用いずに接合が可能です。小さな曲面の接合が可能で接合面も美しいなど、多くのメリットがあります。
また一般的なFSWよりもショルダーの押し付け範囲が小さく、材料の変形やゆがみ、接合強度に悪影響を与える入熱が小さいことが特徴です。
切削から摩擦攪拌接合までの工程
摩擦攪拌接合の利点
変形や歪みの少ない接合部
母材以外の素材を用いず、材料も溶融しないことから変形や歪みが少なく、疲労強度が高い接合ができます。
異なる材質の接合が可能
FSWでは、同じ材質はもちろん、アルミニウムと鉄などの異なる材質の接合もできます。
安全で快適な作業環境
ガス、煙、スパッタ、プラズマやX線などの放出がありません。
ワークサンプル例
導入機器紹介
VTC-530/20 FSW
- 固定テーブル、主軸移動方式を採用
- 中仕切り板により自動運転中でもワーク交換や段取りが可能
- 2300mm×530mmのロングテーブルにより、長尺ワーク加工や多数個ワークの加工が可能
- 固定テーブル方式により、油圧治具・取り付け具やロボットを組み込む際でも、配線・配管の処理が容易
安心の品質検査体制
3次元測定機を使用した検査を行います。
お客様が求める高い精度を実現するため、万全の検査体制を整えて日々の業務にあたっています。